インターネットを利用するときに、自分がその都度試される気分になることがある。
岐路に立たされる。問いかけられる。それがただ何かをふと、検索するときでも、Twitterに何気なくどうでもいいことをつぶやくようなときでも。
でもよく考えてみたらそれは日常生活でも同じレベルで起こっていることのはずなのだ。もしかしたらそんな事とっくにわかってる人もいるだろうし、うまく使い分けている人もいるだろうし、用心深さのあまり結局どちらの世界でも何も特別な行動をとろうとしない、というひともいるだろう。まったく何も意に介さないという人もいるだろう。
そう言えば先日は東京でコミケでしたね。もう3年ちかく参加していないコミケ。ちょうど時期的に忙しすぎて、参加を断念していたのですけども、また参加したいですなー。そもそも漫画家としてのデビューが持ち込みだったせいもあるし、そもそも学生時代にマンガを描く友達がいなかったしそういう部活にも入ってなかったせいか、同人誌というものをほぼほぼ知らないままお仕事をするようになったのです。
客観的にみて同人誌というものはとてもおもしろいモノで、魅力的に感じるのですけど、気づいた順序が悪かったと言いますか、どういう角度で能動的に入ればいいかわからなくなってましたね。(というかそもそもそんな角度とかどうでもいいじゃないか、っていう指摘はしごくまともだしわかってますよ。逆にいうとその指摘普通だから!没個性!)
ここ数年、やっといろいろとわかってきたなーという気になってきた。なにもまだ解答は得てないけども。すくなくとも考えるための引き出しがやっと出来て来た気分。そしてそれに気づいた時にはもう遅いかも、というプチ絶望感と、楽観的な希望。
15年前、漫画家としてデビューしたときと何にも変わらない気分だから、まだ私も学ぶ事ができているんだ。という安心は少しあるかな。
というわけでどこまでやれるのか全然わからないけども、まだもうちょっとつづくんじゃ。気分。
- 2015/08/18(火) 03:40:31|
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